2015年8月21日金曜日

New Album 'In the Morning'~Great Composers~


Michiko Morell New Album ’In the Morning’~Great Composers~
2015年 10月27日 リリース

先日、ついにアルバムジャケットが完成しました!
いよいよCDはプレス作業に入り、手元に届くのが待ち遠しい毎日。
石の上にも...ならぬ、CDの上にも三年?!という感じだったので、この二枚目のアルバム完成は前作とはまた違った意味で感無量です。

この『In the Morning』〜グレート コンポーザーズ〜、夫であるMartyと私の共同プロデュース作品二枚目のアルバムで、サブタイトルの通りコール•ポーター、ジョージ•ガーシュイン、ミッシェル•ルグラン、クルト•ワイル、スティービー•ワンダーなど偉大な作曲家達の作品集です。
沢山のアーティストにカバーされてきた数々の曲ですが、このCDではMartyのアレンジならではのオリジナリティーに溢れ、驚きが幾つもちりばめられています。

ゲストミュージシャンに、UCF Jazz Professorsの三人、Tenor Sax ジェフ•ルパート氏、Guitar ボビー•コーブル氏、そしてMarimbaはマーティー!素晴らしいという言葉だけではとても語りつくせない、極上のソロで華を添えてくださいました。

ボーカルは3か国語にチャレンジ。
Summertime、Speak Low、You Must Believe In Spring、So In Love、Send One Your Loveの5曲が英語。
Con Amor(スパルタカス愛のテーマ)、No Me Platiques Mas、Drume Negrita、Sonrie(Smile)の4曲がスペイン語。
CDタイトルのIn the Morningが日本語オリジナル曲です。
このうち、インストゥルメンタルの曲に、スペイン語オリジナル歌詞をMartyと私で書いたものが、Con Amor(スパルタカス愛のテーマ)。
Martyと義理の母Aidaが、スペイン語歌詞を書いてくれたのが、Sonrie(Smile)です。

今回、録音の為に初めて歌った曲も何曲かありましたが、私にとって今後ずっと歌い継いで行きたいと思える素敵な曲に出会うきっかけにもなり、何より今まで歌って来た曲もMartyのアレンジでさらに新しい魅力を感じました。
素晴らしいミュージシャン、アレンジャー、プロデューサー、そしてエンジニアとしても一人何役もこなし、良い音楽を作りたい!という惜しみない情熱で最後まで粘り強く、一緒に作品を作り上げてくれた夫には、本当に感謝しています。

日本語オリジナル曲『In the Morning』についても少し書いてみます。
Martyが朝ピアノを弾いていて、何の曲〜?と私が尋ねたのがきっかけ。
彼は何の曲を弾くでもなく、ただピアノを弾くこと自体を自由に楽しんでいました。
綺麗なメロディーだったので譜面を作ったら?と彼に伝えたところから曲が出来上がって行きました。
歌詞はもう少し前の2011年春に書き始めていて、悲しい気持ちで居たある朝、さわやかにさえずる鳥の声にはっとさせられた時の事。震災後感じていた気持ちをいつか歌にしたいと思ってイメージを頭の中に巡らせ、時間をかけて作りました。
どちらも朝生まれた曲と詞でIn the Morningです。
CD'In the Morning'が一人でも多くの皆さんに聴いていただけますように。

以下、英語版ウェブサイトM&M Music USAのCD紹介ページより

“In the Morning” (Great Composers) is Michiko (Ohta) Morell’s 2nd solo CD. It is produced by both her and her husband Marty Morell. The Japan born Michiko Morell displays her multi lingual talents as a vocalist. The music on this recording, is a compilation of songs written by some of the great writers of all time. Cole Porter, George Gershwin, Michel Legrand, Kurt Weill, Stevie Wonder and others. The treatment of these songs is completely original and they are beautifully arranged by Marty Morell. With wonderful solos by Jeff Rupert (tenor sax), Bobby Koelble (guitar) and Marty Morell (marimba), you will surely enjoy listening to these renditions. Michiko Morell’s ability to sing in 3 different languages, is quite an accomplishment. Summertime, Speak Low, You Must Believe In Spring, So In Love  and Send One Your Love are sung in English and Con Amor (Love Theme From Spartacus), Drume Negrita, No Me Platiques Mas and Sonrie (Smile) in Spanish and the original title tune “In the Morning” is sung in Japanese. The CD “In the Morning” is a wonderful collection of songs not only from the American song book but from the International song book as well.